無料宅配査定キットはこちら

パライバトルマリンの価値と産出動向

HOME > 宝石の常識 > 宝石の品質と価値 > パライバトルマリンの価値と産出動向

「地球の青」とも形容される個性あふれるネオンブルーの色合い

パライバトルマリンStones_paraibatourmaline2

「 パライバ 」― この言葉は、宝石愛好家にとって特別な魅力があります。

パライバトルマリンは、鉱物学的には各種の色彩を放つトルマリンの一種でしかありません。

しかし、透明度や色味の個性から受ける総合的な印象があまりにも強烈だったため、宝石の世界では独立した名称を勝ち取ってしまいました。

その色は、宇宙から見た地球の青のようでもあり、華やかなネオンのような青でもあります。

そしてその個性的な色と共に魅力を引き出しているのが、パライバトルマリン独特のトロリとしたテリです。

その独特なネオンブルーの色合いとテリの秘密は、内包された酸化クロムと銅によるものです。

通常、自己主張の強いこの2種類の元素同士は、協力して色を作ることを拒絶しあいます。

しかし、パライバトルマリンに限り、その協力関係が成立してしまったのです。

酸化クロムが強い場合には青が、銅が優勢な場合にはグリーン系の色味になります。

あまりにも世界的な人気に産出量が追いつかない状況だったが、その後、パライバ州の隣のリオ・グランデ州、ナイジェリア、モザンビークでも採掘されるようになりました。

しかし、良質で大粒な逸品の産出量は少なく、また供給もまだまだ不安定で、早くも幻の宝石となりつつあります。

パライバトルマリンの品質の見分け方

パライバトルマリンA3ec_1

ネオンブルーと呼ばれる独特な色合いが、パライバトルマリンのパライバトルマリンたる所以です。

評価の高い一品を選ぼうとするなら、まず第一にその色の美しさを重要視する必要があります。

トロリとしたネオンブルーは、見た人に鮮烈な印象を与えます。

他の色石にはない独特なトロリとした深い青色をもつものに、一級品の評価が与えられます。

次に重視したいチェックポイントは、透明感です。

透明感が高く、かつテリが美しいものが一級品のパライバトルマリンです。

内包物に関しては、他の色石同様に少ないほどに評価は高くなりますが、本来混じりあって色を紡ぎだすことのない酸化クロムと銅が混ざることによって生まれたのが、パライバトルマリンであるため、当然のことながら、内包物は多い。
したがって、石の美観を損ねてしまうようなインクルージョン以外は、特別重要視する必要はなく、あくまでも石全体のもつ美しさの印象を大切にしていくことが大切です。

また、できるだけ大粒の一品を選ぶことで財産的な価値は上昇します。

パライバトルマリンの産地

パライバトルマリン2f1b_1_3

パライバトルマリンの産出地として覚えておきたいのは、宝石名ともなったブラジルのパライバ州サンドンデ・パターリャです。

この鉱山から1989年に偶然発見され、以後、唯一のパライバトルマリンを産出する鉱山としてその名を知らしめることになりました。

しかし、順調に産出が続いたのは、わずか1年でした。

その間にも世界のパライバトルマリン人気は上昇を続け、そのため常に需要が供給を上回り、価格の高騰へとつながっていきました。

このまま幻の宝石になるのではとうわさされていたが、数年前にパライバ州の隣に位置するリオグランデノルデ州パレーリャスにも、パライバトルマリンが眠っていることが分かりました。

しかし、不思議なことに同じ山脈の鉱山であるにもかかわらず、パレーリャス産のパライバトルマリンはパライバ州産と比較すると、色の薄い一品が多いという特徴がありました。

その結果、残念ながら良質のパライバの安定供給は不可能となりました。

ところが、2001年に入り、アフリカのナイジェリアでパライバトルマリンが産出されることが分かり、注目を浴びることとなりました。

ナイジェリア産パライバトルマリンの特徴は、ブラジル産パライバトルマリンに比べ、多少色の薄いブルーが多かったのですが、中には良質の美しいものも産出されました。

世界的な需要の高まりに応じて、ナイジェリア産パライバトルマリンは大いに期待されることになったが、残念なことに2005年から産出されなくなってしまいました。

モザンビーク産パライバトルマリン

そして、その後、ナイジェリアに代わって、新たにパライバトルマリンの産出が始まったのが、同じアフリカ大陸にあるモザンビークです。

モザンビーク産パライバトルマリンは、ブラジル産パライバ州で産出のものに比べ、薄いブルーの一品が多いのですが、産出されるものの一部が、本来のパライバトルマリンに近い良質な一品も含まれていることが分かり、早くも高い価格で取引されるようになりました。

しかし、実際には良質の一品の産出量は決して多くない状況です。

一方で、パライバ州サンドンデ・パターリャにおける産出状況はというと、ほとんど採れていないのが実情です。

こうしたパライバトルマリンの産出状況を考えると、絶対量が今後も、不足するのは確実と言えます。

それゆえ、もしも幸運にも良質の一品にめぐり合えたなら、次はしばらく出会うことができないという気持ちで、産地を限定することなくチェックすることが大切です。

≪参考文献:新宝石の常識 双葉社≫

ジュエリーのことなら福岡宝石市場へお気軽にご相談ください。 お電話のお問合わせはこちら [フリーダイヤル]0120-96-7794 [受付時間]10:00~18:00 [定休日]日・祝日
メールでのお問合わせはこちら
無料買取査定はこちら

HOME > 宝石の常識 > パライバトルマリンの価値と産出動向

PAGE TOP